sachi-cloverのなんでもあり記。

なんでもありの、なんでもあり記。主に甲状腺についての治療体験記、綴っております。(いまのところ)

長いお付き合い②

そんなわけで、(どんな訳かご興味ある方は1個前の『長いお付き合い』をご覧くださいm(_ _)m)

放射性ヨード治療(アイソトープ治療)をする事になったのです。

 

まず甲状腺について、ざっくり説明すると。

甲状腺は、喉にあります。

気管より手前にあって、のどぼとけのすぐ下にあり、蝶々が羽を広げたような形をしているのが甲状腺です。

食べ物に含まれるヨウ素を材料にして、甲状腺ホルモンを作ります。

甲状腺ホルモンは、生き物が活動する為に必要なエネルギーです。

成長促進や新陳代謝を高めます。

なので、多くても少なくてもいけません。

 

私が発病したのは、甲状腺ホルモンが多く出過ぎてしまう『甲状腺機能亢進症(バセドウ病)』です。

エネルギーを作り過ぎてしまうために、不整脈による動悸、息切れ、めまい、口の乾き、手足の震え、汗が出る、イライラする、眼球突出、などの症状が出ます。

食べても食べても痩せていく、という症状もあります。

ちなみに私は、17歳で発病しましたが、当初思春期真っ只中だったせいか、本来食べても食べても痩せるはずが、しっかり太りお医者さんに「不思議だねぇ〜」と言わせました(^_^;)

19歳頃から痩せ始め、その後は子供を産む度にどんどん痩せて、今では悲しいことにAAAの胸の持ち主です(T_T)←いや、バセドウ病でも、おっぱい大きい人はいるから、バセドウのせいだけではないかもしれん(T_T)どうせ元からちっさいわぃ。

 

・・・・・・・・・で、なんだっけ。

そう、甲状腺機能亢進症は身体の機能が働きすぎるので、疲れやすいのです。

朝からだるおも〜〜、てやつです。

そのため、学校や職場に迷惑をかけてしまうこともよくありました。

身体が疲れやすいため、抵抗力も弱くなるようで、風邪をひくと治りが悪い。重症化しやすく、20代の頃はよく入院していました。

結婚して、子供を産む毎に胸は無くなっていきましたが、バセドウ病との付き合い方は上手くなったのか、それとも入院なんてしてられないと精神的に強くなったのか、ここ10年ほどは入院するまでは至っていません。(3日間点滴に通う、とかはありますが)

 

そんな毎日を、20うん数年、続けて来ました。

『長いお付き合い』でも書きましたが、ここ数年は薬では数値が安定しなくなってきました。

先生曰く、「お年ごろ」の、せいもあるようです(-.-;)まあ、ね、40過ぎたらね、いろいろなホルモンバランスが崩れますわな(^_^;)

 

ざっくりですが(余談も挟みつつですが)、甲状腺のこと、少しはご理解頂けましたでしょうか?(こちらのサイト、とてもわかり易いので宜しければご覧ください。http://harecoco.net/index.html

 

次はいよいよ、現在進行形のアイソトープ治療についてご報告させていただきます。